診療科のご案内

診療科のご案内

内科

一般内科はもちろんのこと、特殊内科外来として神経内科・呼吸器内科・循環器内科・肝臓内科・血液内科・内分泌代謝内科・リウマチ膠原病内科の各分野の専門医師が診療を行います。周辺大学とも連携し、診断から治療まできめ細かい医療を心がけております。

神経内科

神経疾患全般の診断と治療を行っています。
対象とする疾患は、パーキンソン病、多発性硬化症、重症筋無力症、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィーなどの神経・筋疾患、ギラン・バレー症候群などの末梢神経障害疾患、失語症や行動の異常などの高次機能障害疾患、アルツハイマー病、認知症などです。
脳波、神経伝導速度などの検査も行っております。

呼吸器内科

呼吸器内科全般の診断と治療を行っています。
対象とする疾患は、気管支喘息・呼吸器感染症・慢性閉塞性肺疾患・肺癌などです。
在宅酸素導入などもお問い合わせください。

循環器内科

循環器内科全般の診断と治療を行っています。
高血圧・不整脈・心不全・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)などの疾患を診療しています。
心臓カテーテル検査、放射性同位元素を使った負荷心筋シンチ検査、冠動脈CT、トレッドミル検査、24時間ホルター心電図検査、冠動脈カテーテル治療、ペースメーカー植込み術などを行っています。
心臓だけでなく四肢血管病変である閉塞性動脈硬化症(ASO)に対する診断治療もおこなっています。

肝臓内科

肝臓専門外来として肝炎疾患・肝硬変疾患・肝細胞癌などの診断と治療を行っています。
最新のガイドラインに基づいたB型・C型肝炎に対する抗ウイルス治療、ウイルス以外の肝炎に対する治療、肝細胞癌に対してのラジオ波焼灼療法(RFA)・肝動脈塞栓術(TAE)・内服薬治療(ソラフェニブ)などを行っています。
肝硬変における難治性腹水に対しては、消化器外科と連携し腹水濾過濃縮再静注法(CART療法)を行っています。

血液内科

白血病やリンパ腫などの血液疾患全般の診断と治療を行っています。
対象となる疾患は、急性白血病、悪性リンパ腫、慢性リンパ性白血病、多発性骨髄腫、真性多血症、本態性血小板血症、骨髄線維症、慢性骨髄性白血病、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、赤芽球癆、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、血友病などです。
入院してクリーンルームを使用した抗がん剤治療を行っています。

内分泌(甲状腺・糖尿病)内科

糖尿病・高脂血症・甲状腺疾患などの診断と治療を行っております。
対象とする疾患は、糖尿病、下垂体疾患、甲状腺疾患(バセドウ病など)、高脂血症、副甲状腺疾患、副腎疾患などです。
糖尿病教育入院などにも対応しています。

リウマチ・膠原病内科

リウマチの内科的治療や膠原病疾患の診断と治療を行っています。
対象とする疾患は、リウマチ、全身性エリテマトーデス、成人 Still 病、多発性筋炎、強皮症、混合性結合組織病、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、ウェゲナー肉芽腫症、リウマチ性多発筋痛症などです。
生物学的製剤(レミケード・ヒュミラなど)投与療法も行っております。

小児科

気管支喘息などのアレルギー疾患・感染症など、小児期に起こりうる様々な疾患への対応・治療に加え、近隣の医療機関や大学病院と連携し、てんかん、チック、夜尿、睡眠障害、筋疾患、重症心身障害、消化器・内分泌疾患などの診療も行っております。また、お子さんの発達に関する相談・療育をリハビリテーション科と連携しながら行っております。

設備

授乳室、プレイルーム、おむつ替え用ベッド

予防接種

診療時間内に随時行っております(要予約)。定期接種の場合は、希望するワクチンの問診票(市町村から送付されたもの)または市町村から送付されたバーコードシールをご持参ください。母子手帳も忘れずお持ちください。

太田市乳幼児健診

火曜日13:15~14:00(要予約)で行っております。母子手帳、4か月健診・10か月健診の問診票をご持参ください。

オプショナルスクリーニング

産科で行う新生児マス・スクリーニングに含まれていないものの、早く見つけると事前に予防・治療ができる病気(9疾患)について、赤ちゃんにその病気の可能性があるかどうかを調べる検査です。少量の血液で調べることができます。
血液は、一般社団法人 希少疾患の医療と研究を推進する会(CReARID/クレアリッド)に送付し検査します。1か月以内に結果が出ます。結果は当科外来でお伝えします。
CReARID;ホームページ http://www.crearid.or.jp/
詳しくは小児科外来にお問い合わせください。

神経・発達外来

全予約制です。一人の医師が予約外の急性期一般外来と並行して診療を行っておりますので、混雑状況によっては順番が前後したり待ち時間が生じたりする場合がございます。
新患予約・予約変更:小児科外来 0276-22-7133
電話受付時間:月・火・水・金 14:00~16:00、木 9:30~11:00
*電話がつながりにくい場合はしばらく経ってからお掛け直しください。

■ ご予約の手順

[初めての受診の場合]
月、火、木、金の午前が初診の枠になっております。

  • 小児科外来にお電話をいただくか、直接小児科外来にお越しいただき、受診の日を決めます。
  • 受診日の前に問診票を小児科外来に取りに来てください。
  • 幼稚園・保育園・学校に通っているお子さんは、可能な限り、担当の先生から、園や学校で気になる点、医師に相談したい点を書いてもらってきてください。
  • 当日は9:30までにご来院ください。総合案内で手続きを行い、小児科外来前でお待ちいただくか、車での待機となります。一般外来の混雑状況により2時間以上お待ちいただくことがありますのでご了承ください。
  • お持ちいただくもの:
    • 母子手帳
    • 保険証
    • 福祉医療費受給資格者証(太田市はピンクの券)
    • お子様のご心配な点・ご相談したい点を記載したメモ(何の用紙でも結構です)
    • 問診票

[2回目以降の受診の場合]
予約票をご準備の上、お電話いただくか、直接小児科外来にお越しください。

小児科担当医

本島敏乃

  • 日本小児科学会専門医・指導医
  • 日本小児神経学会専門医
  • 日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医

放射線科

一般X線写真・CT・MRI・RI・マンモグラフィ・超音波検査などの各種画像検査および画像の読影を行っています。
開業医の先生方からの検査依頼も受け付けております。

外科・消化器外科・乳腺外科

食道・胃・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・膵臓などの腹部の疾患の診断と治療を行っています。また、乳腺・呼吸器(気胸など)・鼠径ヘルニアなどの疾患の診断と治療を行っています。

  • 胃カメラ検査
    ※鼻からの経鼻内視鏡検査も出来ます
  • 胃バリウム検査、腸バリウム検査
  • 腹部超音波検査
  • CT検査
  • 大腸カメラ検査
    ※検査中切除可能な大腸ポリープがあれば、その場で切除を行います。その後、一泊入院となります。
  • 逆流性食道炎や胃潰瘍十二指腸潰瘍治療
  • ヘリコバクターピロリの除菌療法
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)に対する治療
    ※なるべくステロイドに依存しない治療を目指しています。
     生物学的製剤(レミケード・ヒュミラなど)投与療法
     顆粒球吸着療法(GCAP)、白血球除去療法(LCAP)
     免疫調節薬(イムラン)投与療法
     JAK阻害薬投与療法
  • 食道癌、胃癌、大腸癌、肝胆膵手術
    ※胆石胆嚢炎や大腸癌などに対しては腹腔鏡を用いた低侵襲手術を行っています。
  • 食道癌、胃癌、大腸癌、胆膵癌に対する抗癌剤治療
    ※各癌疾患に対し、標準治療を基本とした患者さん一人一人にあった抗癌剤投与を心掛けています。他病院で手術後であってもご相談ください。
    ※癌性腹膜炎に伴う難治性腹水に対する腹水濾過濃縮再静注法(CART療法)なども行っています。
  • 痔核・痔瘻手術
  • 鼠径ヘルニア手術
  • 気胸に対する胸腔鏡下手術(VATS)
  • 乳腺検診(マンモグラフィ・乳腺エコー・乳腺MRIなど)
  • 乳癌に対する乳房温存手術(センチネルリンパ節生検を含む)
    ※なるべく術後傷が目立たないよう努めております

※手術がある場合、休診となることがあります。

内視鏡内科

上部下部消化器内視鏡検査、総胆管造影検査(ERCP)といった検査全般と、食道・胃・大腸の良性腫瘍や早期癌の内視鏡治療を基本とした様々な内視鏡治療を行っています。治療にあたり、血液をサラサラにする薬(抗凝固剤、抗血小板剤)を内服している方は事前にお知らせください。

  • 食道、胃の良性腫瘍や早期癌に対する内視鏡治療
    (内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD))
    ※ESDはIT2ナイフとSBナイフを使用しております。
    ※ESDを行う場合は、患者さんの負担を軽減するため全身麻酔を併用しています。
  • 大腸良性腫瘍や早期癌に対する内視鏡的ポリープ切除術(ポリペク)、EMR
    ※治療後、一泊入院となります。
  • 食道静脈瘤治療(EVL)
  • 内視鏡的胃瘻造設
    ※他施設で造設した胃瘻の交換もご相談ください。
  • 側視鏡を用いた総胆管造影検査(ERCP)と総胆管結石砕石術
  • 側視鏡を用いた総胆管ステント挿入術

心臓血管外科

心臓血管外科の外来診察を行っております。
手術が必要な方は周辺大学(主に埼玉医科大学)と連携して治療を行っております。

整形外科

整形外科の診療・治療を行っております。
対象とする疾患は、脊椎・脊髄疾患として腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・脊髄腫瘍・頸髄症など、関節疾患として変形性股関節症・変形性膝関節症など、外傷としては骨折、手の外科として手根管症候群・ばね指など多岐にわたります。
疾患に応じて日帰り手術などを行っています。
入院しての手術が必要な方は、患者様の状態に応じて近隣医療施設に紹介をしています。
※関節リウマチにおいては、当院リウマチ膠原病内科にて診療をしています。

※第1週目の月曜日もしくは土曜日:受付は8時~16時まで。診察は14時からとなっております。
○毎週火曜日:受付は8時~16時までとなっております。
尚、手術がある場合は診察開始時間が変更になる場合があります。

脳神経外科

脳神経外科全般の診療・治療(手術を含む)を行っております。
脳血管障害(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)、脳腫瘍、頭部外傷などの、脳神経外科全般の疾患に対して診療しています。
頭痛、手足の麻痺・しびれ、喋りづらい、歩きにくい、聞こえにくい、意識の障害、顔面のけいれん・痛みなどの症状がみられた場合には、できるだけ早く医療機関を受診してください。

※土曜日午後の受付は13時半~15時までとなっております。手術がある場合、休診となることがあります。

泌尿器科(人工透析部)

泌尿器科全般の診療・治療(手術を含む)を行っております。
尿路悪性腫瘍(腎がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん)、副腎腫瘍、排尿障害の原因となる前立腺肥大症や神経因性膀胱、尿路結石症、尿路感染症、尿失禁などの疾患に対して診療をしています。
また慢性腎不全に対する治療も当科にて行っています。シャント造設手術や透析室にての透析オンラインHDF療法を行っております。

※手術がある場合、休診となることがあります。

人工透析部案内

医師、臨床工学技士、看護師が一つのチームになり、それぞれの専門知識、技術を用い、慢性腎不全の維持透析を主に行っています。当院では、外来患者様対象の1階透析室と、入院患者様対象の3階透析室の2フロアーで治療を行っています。1階透析室では全台オンラインHDFが可能であり、3階透析室ではLDL吸着、CART、DHP等、特殊な治療も行っています。

特色

  • 慢性腎不全の維持透析以外に急性腎不全をはじめ、肝不全、敗血症、薬物中毒等の急性期治療にも対応しています。また潰瘍性大腸炎や家族性コレステロール血症、閉塞性動脈硬化症などに対しての新しい血液浄化療法も取り入れています。
  • 看護師がケースワーカー、ケアマネージャー、ヘルパー、訪問看護ステーション、ご家族とのネットワーク化を図り、より良いサービスの選択、援助ができるように働きかけをしています。また患者会と協力して勉強会の開催、食事指導、シャント管理などの生活指導についても随時行っています。最近では動脈硬化や糖尿病によって引き起こされる下肢の血行障害や壊死の予防としてフットケアーにも力を入れています。

担当者

  • 医師
  • 臨床工学技士(透析技術認定士、呼吸療法認定士、高気圧酸素治療認定技師)
  • 看護師(透析技術認定士、介護支援専門員)

メッセージ

透析患者様とは長いお付き合いになります。当院の透析室は総合病院の特色を生かし、 合併症などに対して迅速に対応できるように他科との連携が行われています。透析の導入から、ご高齢の患者様まで、長期にわたり安心して治療が受けられますようチーム一丸となり、患者様と、そのご家族の皆様のお手伝いをさせていただきます。

設備、及び治療時間帯

■ 1階透析室透析台数:29台(全台オンラインHDFが可能)

[治療時間帯]
月・水・金:午前の部8:30~/午後の部2:00~
火・木・土:午前の部9:30~

■ 3階透析室透析台数:30台(血液濾過装置4台、個人用装置2台を含む)

[治療時間帯]
全日:午前の部8:30~
※緊急治療は24時間対応

■ その他の設備CICUに個人用透析装置、及びRO装置設置
第1種高気圧酸素治療装置 1台

皮膚科

皮膚科全般の外来診療を行っております。

眼科

眼科全般の外来診療を行っております。
対象とする疾患は外眼部疾患、前眼部疾患、緑内障、白内障、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などの網膜疾患、加齢黄斑変性などの黄斑疾患、ぶどう膜炎、視神経疾患などです。
当科では現在手術を行っていませんので、手術が必要と判断された場合は、近隣手術可能医療施設に紹介をしています。

※火曜日午後の受付は13時半~15時半までとなっております。

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科全般の外来診療を行っております。
対象とする疾患は、耳疾患:中耳炎、外耳炎、難聴、めまい、顔面神経麻痺、先天性耳瘻孔など、鼻疾患:副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻出血、鼻中隔弯曲症、鼻副鼻腔良性腫瘍など、咽喉頭疾患:咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎、声帯ポリープ、声帯結節など、頭頸部疾患:唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍、正中頸のう胞、リンパ節炎などです。
リハビリ科と連携して嚥下機能評価なども行っています。

※受付時間
水・土:午前(受付8時から11時半)/午後(受付13時半から15時)

婦人科

婦人科全般の外来診療を行っております。
対象とする疾患は、良性婦人科腫瘍、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣腫瘍、子宮内膜症、婦人科感染症(性感染症、骨盤腹膜炎など)、生理不順、更年期障害などです。
外来診療を主体に行っていますので、手術などが必要な患者さんは周辺医療機関に紹介しています。
子宮がん検診も行っていますのでお気軽にご相談ください。
※産科の受け付けは行っておりません。

歯科・口腔外科

歯科・口腔外科全般の外来診療と治療、口腔外科全般の診療と治療(手術を含む)を行っております。

歯科・口腔外科の詳細についてはこちらをクリックしてください

リハビリテーション科

常勤専任医を中心に獨協医科大学の応援を得ながら、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、理学療法助手のスタッフで、 脳血管疾患等リハビリテーションⅠ、運動器リハビリテーションⅠ、呼吸器リハビリテーションⅠの施設基準を取得しています。「急性期から在宅まで」を モットーに、必要に応じて退院前訪問指導、外来リハビリテーションを含めた対応を心掛けています。
また、外来診療では、発達障害を中心とした小児リハビリテーションも実施しています。
外部から受診を希望される方は、火曜日に診察日がありますので、事前にリハ科窓口へお電話でご確認のうえ、受診されることをお勧めします。

※古市教授の外来日は電話確認が必要となります。

麻酔科

手術における全身麻酔管理・疼痛に対する痛み除去療法などを周辺大学医師と連携して行っております。
※受診を希望される方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。
麻酔標榜医 本島悌司

※受診を希望される方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。手術の状況により休診となります。

麻酔標榜医:本島悌司